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2006年 01月 17日
同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ同じ
『同じ』ってなんやねん?
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今日は一日中、プリントアウトと製本作業。ところがA4の紙を半分に切る作業で、イライラしてしまう。ちゃんと物差しで測って切ってるのにビミョーーに違う。何でやねん!と思って、無い神経を最大限に使ってまでしても、ビミョーーーーに違いが出てしまう。なんでやー!!くそー!!頼むから同じになってくれ・・・でも、そこでふとまわりを見渡すと、同じものは無いことに改めて気付かされる。「ああ、そうか。そういうもんなんか。同じもんは無いのか」と開き直ると、肩の力も抜け、イライラもどこかへ消えた。そして、それを確認すべく、“同じ”という代表選手の紙幣を参考に目を凝らして見てみる。ちなみに僕のお金ではない。僕は5ユーロですら並べられない・・・(悲)丁度、友達が旅行で来ているのでそれを借りた。さすがお金。よく出来ている。難易度が高い。でも、じーっと見ていると微妙な違いを多々発見!かなり微妙やけど全部違う。しかしながら深夜に5ユーロ札を凝視している奴も“同じように”おらんやろう(笑)やはり、同じものを作るのは限界はあるのか。どんなけ凄い精密機械などで作っても、きっとミクロ、マクロレベルでみたら違うんやろうな。すると、今度は「同じもの」というに疑問がうつった。同じもんが無いのに「同じもの」という言葉がある。よくよく考えると変。でも無いと結構不便だろう。例えば、薬の空箱を薬局に行って、「これと同じものを下さい」と言えない。そして、店員とややこしい会話が広がってしまう。つまり、子供が初めてのおつかいができなくなるわけである。ということは人が共有する、ある暗黙の許容範囲があるのかもしれへんなぁ。A'は四捨五入でもう同じA!みたいな具合に。その範囲は時と場合によって変わるんだろう。でもじゃあ、ホンマに同じもんは無いのか?と考えてみる。 すると、あった。物質の世界じゃなければ可能やな。例えば、頭の中(概念、意識、想像、情報など)やコンピューターの世界なんかは、そういわれてみれば「同じもの」が可能やな。確かに、パソコン上の文章をコピーペーストして違う文章が出てきたらかなり困る。でも、同じデータを100枚プリントアウトしても同じにならない。僕等はそんな両方の世界がある世界で生活してんやな。うーん不思議不思議・・・

by mapping_yuki | 2006-01-17 11:35 | Diary


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