2007年 08月 08日
Sarajevo Story no.11
ベルリンに帰るまであと一週間をきってしまった。
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そんな時期にも関わらず、プロジェクトの会場では、未だに悪戦苦闘。 僕たちが何かを作っては、次の日に潰されていたり、盗まれていたり・・・完璧野外のみの会場の厳しさを思い知らせれる次第であります。 要するに、あからさまに人間が意図して作ったものにイタズラされるということ。 ゴミのようなものとか、さりげなさすぎるものには、イタズラする対象にはならないらしく、現にそういうものは残っている。 もしくは、完璧に固定したり、警備を配置するなどしても残るだろう。
つまり、作品は環境や状況によって左右されるということ。作品によっては、その逆もありえると思うけど。
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このボスニア名物”チェパプチチ”で極端に例えてみる。
これがゴミ箱に捨ててあれば、誰も気にとめることないと思う。
でも、外に置いてあれば、野良犬か貧しい人が食べるかもしれない。もしくは、誰かが故意的に踏んだり、メチャクチャにされてハイ終了。
でもこれが、美術館とかのショーケースに入ってあったら、みんな「おお、これがチェパプチチかぁ」ってな具合に個人的にはなるとは思えないけど、少しは価値があるものと見られるかもしれない。 もしくは、チェパプチチ教とかいって、このチェプチチの前で100人の人が祈っていたとしても、何か神秘的なものに見えるかもしれない。
われながら相変わらず、いけてない例えだと自負しますが、まぁある意味、その辺に作品の強度、(質?)ってのは関係してくるということを改めて実感。
そんなこんなで、プロジェクト全体のプランの物理的な現場での作業はひとまず置いておいて、日にちを絞って展開することに計画を変更。
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by mapping_yuki | 2007-08-08 22:33 | Diary


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